お電話 宿泊予約

宿泊予約Reserve

ヴァーチャルときわ別館

Scroll

右側通行は基本中の基本。特に雪道では…

2006.01.6|お役に立てば幸いです

昨夜のことですが、交通事故に遭いました。正確には怪我をしていませんので、「交通事故に遭いそうになりました」かもしれませんが…。

私と両親との三人で親戚のお通夜に行った帰り道のこと、徒歩にて駐車場に向かう際の出来事でした。昨夜は雪はちらつく程度であったものの気温は零下となり、道は完全に凍結していてツルツルテカテカ状態、お通夜でしたので私たちは革靴を履いており、滑って歩くのもままならないような状況でした。道路は片側1車線の一般道(県道)でしたが、これまで降った大雪の除雪が車道にしかなされていない状態で歩道は約30cmの雪で埋まっていました。革靴の我々三人はしかたなく車道の端を歩いていたわけですが、駐車場が近くなりましたので道路を横断したのであります。
横断した場所は右に緩やかに曲がる道路のカーブ部分のアウトサイドでありました。直感的に「やばい」と思った直後に、軽自動車がスリップしてカーブを曲がりきれずにそのままこっちに直進してきたのです。
私は思わず道路側にあった左足を上げて片足立ちでのけぞったのですが、そのすぐ横を暴走車はすり抜けていき、私の2~3m後方で歩道の雪壁に衝突いたしました。左足を上げていなければ、私は確実に車に引かれていました。それくらい間一髪でありました。
そして、雪壁に衝突した勢いで車はお尻を振り、センターラインをまたいで横向きになってようやく止まったのです。
私の後ろを歩いていた両親はと言いますと、父親は歩道に大きく入り込み、そして母親は雪の歩道にダイビング(ヘッドスライディング)して難を逃れていました。そうしていなければ、ふたりとも体の真正面から車にあたっていたことでしょう。また、固い雪壁がタイヤバリヤーの役割をして車をはじき飛ばしたわけですが、もし雪壁が柔らかかったならば車はそのまま雪の歩道につっこみ、両親は無事ではなかった筈です。

いろんなことを考えました。
もし暴走車のすぐ後ろを後続車が走っていたならば? とか、もし対向車が走っていたならば? 等々。いずれの場合でも無かった為に、雪まみれになったお互いの体を見て、大笑いをしただけで済みましたが、一歩間違えば大惨事でありました。
ひとつ言えることは、我々は道路の右側を歩いていたので、突っ込んでくる車が見えたこと。それですぐに反応できたのです。これが左側を歩いていて車が後ろから来る状況であったならば、私は今こうしてパソコンのキーボードをたたいてはいなかったと思うわけです。



降雪の日、城崎温泉内でもお客様は平気で左側通行をされていますし、また手を引かれたお子様が車道側を歩いている状況もよく目にいたします。万に一つのことであっても事故が起こってからでは手遅れです。「道路は右側を歩く」「大人は車道側、子供は歩道側」等々は鉄則であります。どうか呉々もお気をつけ下さいませ。


それはそれはよくぞご無事で、ようございました。
ご両親もとっさに上手によけられて、お見事ですね。
凍結路は、慎重の上に慎重にならなければならないと思います。
気をつけま~す。