当館の中庭には四季それぞれの景色があり顔があって、いつもいつでも楽しませてくれますが、いよいよ明日から雪吊り・雪囲いの作業を始めるからと…、庭師さんから本日連絡がありました。
そして、今日は明日からの作業に備えて、敷地内に一年間大切に保管していた竹や杭などの道具の準備をいたしました(正確には庭師さんがされました)。
これらの道具は少しずつ新調はしていくものの、概ねは毎年数年に渡って使います。そして、道具ひとつひとつに印が付いていて、どこの何に使うモノなのかが分かるようになっています。これらの道具と藁縄(わらなわ)を使って作られていく雪吊り・雪囲いの作業風景は、まさに初冬の風物詩です。作業風景は観ていて楽しく、全く飽きません。まさに職人技の見せ所といったところだと思います。