先日の初冬の大雪によって作業を延期していた中庭の「雪吊り・雪囲い」を本日より始めさせていただいています。当館の初冬の風物詩でいつもは雪が降る前に施していますので、若干の残雪がある中での作業はとても珍しく、私の記憶している限りでは初めてのことです。
本来は中庭の木々を雪害から守る為のもので、樹木に藁縄(わらなわ)と竹で補強をしたり、囲ったりいたします。職人さんの作業を観ているのも楽しく、出来上がった時の機能美も素晴らしいものです。
今日は4名の庭師さんにやっていただきましたが、それでも作業はあと2日程度を要します。