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これが津居山蟹(ついやまがに)

2005.11.11|食の話あれこれ

今日、お客様にお出しする蟹です。今日は本当にいい蟹が入りました。
城崎温泉から北に約6kmのところに津居山(ついやま)という港があります。地元ではこの港から揚がった松葉蟹を特に『津居山蟹』と別格で呼んでいます。他の港の船は何日間もかけて日本海の遥か沖合まで漁に出かけて行くのに対して、津居山ではわずか数十kmの日帰り漁が可能な沖合に好漁場をひかえ、そこで育った蟹だけに津居山蟹の名が与えられています。
そして津居山蟹は、この青いプラスチック製のタグが目印なのです。
ちなみに、ひょっとすると関東の方には丹後半島の間人(たいざ)港から揚がる『間人蟹(たいざがに)』の方が名が知られているかもしれませんが、津居山と間人とは漁場はほぼ同じ。同じ漁場で獲られた蟹が津居山港から揚がれば青いタグを付けられて『津居山蟹』となり、間人港から揚がれば緑のタグを付けられて『間人蟹』になることはあまり知られていないのではないでしょうか。


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