城崎温泉のある豊岡市の隣町、香美町香住区の食品会社「トキワ」で、この秋に収穫されたばかりの二十世紀梨を原料にした梨ワインの仕込み作業が最盛期を迎えています。
「梨花一輪(りかいちりん)」の銘柄で販売しているこのお酒は、鳥取県琴浦町から仕入れた二十世紀梨を使って作られており、今年は好天続きだったため梨の糖度が高く果実本来の甘みがより楽しめそうだということです。
作業は水洗いした梨を機械によって果汁を搾り取り、その果汁に酵母を加え一カ月半ほど発酵させて完成し、11月初めには新酒が出荷される見込みです。
今年は計16.5トンの梨を使って10,000L、500mL詰めの瓶に換算して2万本を生産する予定とのこと。「梨花一輪」は当館でも扱っておりますので、お酒の苦手な方も是非一度お試し下さいませ。
