「温泉街を歩く」いやいや「温泉街を楽しく歩く」には何が必要かお分かりでしょうか？
それは歩くお客様に「楽しい」と思わせる仕掛けが必要なのだと思うわけです。
ただし、その仕掛けがにわか仕立ての作り物ならばすぐ飽きるでしょうし、また長続きもしないでしょう。気負いがあってもダメ。
城崎温泉は外湯だけでなく、約200軒のお店があってどれもがみな元気、活気があってそりゃぁ歩いていて楽しい筈であります。昔ながらのレトロ感いっぱいの建物もまた温泉らしくていいけれども、今の流れを取り入れ、しかも景観にも配慮し温泉らしさを崩さない、むしろより温泉らしさの形成に貢献しようとするお店も少なくない。
それが城崎温泉の強みでもあるのです。
例えば一の湯と御所の湯の間にある「まるさん物産店」さん。最近リニューアルをされました。このように城崎にはポジティブな考えを持っているお店が多いのです。もちろん品揃えのセンスもいい。
城崎温泉では「外湯めぐり」ならぬ「お店めぐり」もまた名物なのであります。
