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世界を感動させるTOYOOKAブランドを目指して

2005.07.30|城崎温泉周辺イベント情報

豊岡市は「カバンのまち」なのでありますが、そのことをご存じの方は意外と少ないのではないでしょうか?
旧豊岡市と隣接する旧出石・旧日高両町(現在は総じて“豊岡市”)には生産工場や倉庫が約150ヶ所あり、年間約450万個のカバンを生産し、200億円以上の売り上げがあるといわれています。そして中でも合成皮革物は全国シェアの約8割を占めているとのことです。

この「豊岡のカバン」を全国に知らしめることになったのは、皮肉にも昨年の台風23号による災害によってでありました。この台風によって旧豊岡市街は水没することになり、カバン産業の損害は約50億円にものぼったということです。その報道は全国ニュースのトップでも扱われましたので、それをご覧になられた方もきっと多いはずであります。

そのような逆境をはねのけ、いやいや大きな糧として、経済産業省・中小企業庁の「JAPANブランド育成支援事業」に採択されたことを契機として「豊岡カバンのブランド化プロジェクト」が発足したのでした。豊岡のカバンはこれまでOEM(企業からの受注生産)が多く、このプロジェクトは豊岡かばんの技術力を結集したオリジナルの製品を作ろうとするもので、みごと18製品133点が完成したのでした。
そして、その製品は7月20日から22日まで東京ビッグサイトで開催された「インターナショナルファッション・フェア」に出展されたのです。

この度、今回開発された18製品が、地元豊岡で里帰り展示されます。

◆じばさんTAJIMA(1階)
 平成17年7月25日(月)~8月11日(木)
◆カバンステーション(宵田商店街カバンストリート
 平成17年8月12日(土)~8月19日(金)

■豊岡カバンのブランド化プロジェクト