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【とっても重要】雪対策はお足下から!

2018.01.20|ときわ別館からのご案内, 旅行・観光の耳寄り情報, お役に立てば幸いです

週明けに寒波がやってくるようです。かなりの寒さで、東京方面にも雪が降るようなことを言っています。
ということは、ここ城崎温泉でもそれなりに雪は降る…と、ご注意いただいた方が間違いないと思うわけです。
経験上、ある程度の雪対策をされた上でのご来館であればけっこうなんということも無いのに、全くの対策無しで来られたが為にたいへんな思いをされるケースが多々見受けられるように思います。
この場合の雪対策とは「防寒と防水」です。
「防寒」には気を配られるお客様は多いのですが、「防水」については無防備なお客様が多い。多分、(経験がほとんど無いので)意味がよくお分かりになっておられないのだと思うわけです。
これから冬の天気が続くと、雪や雨が多くなります。道路はドライのことは少なくなり、いつもウェット状態が続くとお考え下さい。冬型の気圧配置が強まりますと(等圧線が縦型になります)、太平洋側は晴れですが、日本海側は雪(雨)です。ご自宅を出る時のご自宅前のお天気で、旅行の天気を判断しないで下さい! 必ず天気予報をご確認下さい(城崎温泉は兵庫県北部地方です)。

さて、雪が多い冬期間の城崎温泉では、降雪時に「消雪装置」といって降った雪を溶かすために道路から水が噴水のように出ます。

そして、降雪量が多くなると消雪装置の水では雪は完全に溶けませんので、積もった雪は水をたくさん含んでシャーベット状になります(とっても冷たいです)。

たくさんのお客様が履いておられるだけにたいへん申し上げにくいのですが…
また、靴メーカーさんから怒られちゃうかも分かりませんが…
今、ムートンブーツ・ボアブーツが流行っていて、当館にも大勢のお客様がこれを履いてご来館になります。このブーツには防水力が全く無いばかりか、むしろ逆に保水力があって水分を非常によく含みます。このブーツではシャーベット状になった冬の城崎温泉での歩行は全く無理です。足元がずぶ濡れで困っておられるお客様をたいへんたくさん見かけます。旅先のことですので替えの靴があるわけでもありませんし、生地部分が分厚いので濡れ方が半端でなく乾かすこともできません。
よくある事例としてこのブーツを取り上げましたが、それ以外にも濡れやすい履き物は同様のことです。
…ということで、雪が降る季節に城崎温泉にお越しの際は防水力のある履き物を必ずチョイスしていただきますようお願い申し上げます。