今日8月8日は火曜日、「花火の日」でした。私は消防団員として、当番制の警戒警備あたって参りました。
毎週“火曜日”と“木曜日”に上げている花火ですが、実はその度ごとに多くの人がいろいろなところで携わっているのであります。
火事に対する警戒はもとより、お客様が安全にご覧になれるよう雑踏警備もたいへんに重要なことになります。今回の私のように消防団員や消防署員、それに警備員、そして一般の住民が交替でこの任務にあたります。もちろん花火は自由に上げられるものではなく、県民局への申請や警察の了解等の事前準備もたいへんなことは言うまでもありません。
そして恐らく皆さんはご存知ないと思いますが、花火はたくさんのゴミをまき散らすのです。花火は中に火薬を入れた紙製の球体です。これが勢いよく空に舞い上がり上空で炸裂するのです。したがって紙はバラバラになって落下するのでありました。花火を上げた翌日は、この花火で出たごみ拾いをしなくてはならないのです。風の強い日は落下の途中で流されますので、かなり広範囲に散らばることもあります。けっこうな重労働なのです。
このように花火を一回上げるだけでも、大勢の人が“縁の下の力持ち”になっているのでありました。
