本日は城崎温泉の飲食店組合さんの総会が開催され、その懇親会に代理出席して参りました。
思えば、城崎温泉も、そして当館も常々お客様によって育てられ、それによって日々変化しています。
最近ではオンパク（城崎温泉泊覧会）に象徴されるような着地型観光の台頭や外国人のお客様の増加などによって、お客様のニーズの多様化・細分化が益々進んでいます。もはや旅館が夕食や朝食を提供するのが当たり前では無い時代になってきており、なおさら温泉街の飲食店さんと旅館との親密度は増すばかりです。
そして、本当に魅力的な飲食店さんも増えましたし、最近のお客様は「お薦めの飲食店を教えて…」というだけでなく、「地元の人がよく行く飲食店を教えて…」というようなリクエストも増えてきており、それらはまさに多様化・細分化が進んできている証拠なのだと思っているわけです。
特に城崎温泉は古くから「共存共栄」が理念の街で、「まち全体でお客様をおもてなしする」という住民意識が根付いています。
これからも益々お互いが切磋琢磨し、協力し合って、城崎温泉を盛り上げて行くことができれば…、と今日の懇親会の席にて思うのでありました。