お客様がご来館時に使用して濡れた傘を持って来られた場合、当館では玄関にてお預かりし、乾かして、キレイに巻き直してお返ししています。
実は私、携帯傘をキレイに巻くのが、大得意なんです。
さて、冬の城崎温泉のお天気は変わりやすく、さっきまで晴れていたと思えば、すぐに時雨れてきたりします。「弁当忘れても傘忘れるな」というのが、当地での決まり文句ですが、とにかくお客様は冬型のお天気(西高東低の気圧配置)にあまりお慣れではなく、この変わりやすい冬のお天気、京阪神は晴れなのに山越えた日本海側は雨や雪ということをどうもご理解いただけていないようであります。
なので、必ず携行いただきたい携帯傘を実際に持って来られているお客様は極々少数なのであります。
冬の寒さはやっぱり厳しいです。ちょっとした前準備だけのことで、せっかくの旅の印象が変わってしまうのであれば、それはとても残念なことであります。