お客様から「ときわ別館と言うからには本館はあるのか?」と至極当たり前のご質問をよく承ります。
常盤本館は現在の地蔵湯の道を挟んで左隣に建ち、約45年ほど前まで営業しておりました。今は取り潰して更地にし、駐車場として他の方に貸しています。現在の地にときわ別館が営業を開始した当時は、2軒の旅館どちらとも営業をしていたために「本館」と「別館」と名付けて分かりやすいようにしていたことは皆様納得されるところと思いますが、その後1~2年で「ときわ別館」のみで営業するようになってからも、創業当時の心を忘れない為に「ときわ」の文字を残し、お客様には「温泉街から離れた閑静な立地を表す言葉として」しかも「別荘のように寛いでいただけるようの意を込めて」、「別館」の名称をそのまま残し今日に至っています。
物事は新しく、そして生まれ変わらなければなりません。ただし、創業当時の心を今も引き継いで、日々お客様をお迎えさせていただいています。
(営業当時の常盤本館の玄関。今は駐車場になっていますが、当時の建物を覚えている人も少なくなりました。)
(玄関内部はこんなでした。いやぁ懐かしい。)
(玄関上がったところに吹き抜けの小庭がありました。そして渡り廊下を渡った左側に大浴場がありました。)