日本一のトレッスル式鉄橋で、明治の建築遺産でもある「余部(あまるべ)鉄橋」は、長きに渡り地元住民や鉄道ファンに愛され親しまれて参りましたが、約3年に渡る新橋への架け替え工事がこの度終了し、本日8月12日、晴れて開通となりました。 日本海沿いに堂々と建つ赤い鉄橋は過去の物となり残念な気持ちが大いにありますが、1986年に死者を出す列車転落事故があり、また強風が吹く度に列車の運行が控えられていたことから、新橋の開通は評価すべきことであります。今後は列車運行の遅れもかなり少なくなり、お客様には快適な列車の旅をしていただけるものと思います。 なお、旧鉄橋は、橋脚3本と橋げたを残して地上41メートルの「空の駅」として空中散歩のスポットに生まれ変わるようです。 ]]>