豊岡の旧市内を出て、約10km走ると城崎温泉に至ります。その旧市内を出たところのすぐ、円山川に架かる鉄道の鉄橋を臨むことができるのですが、この鉄橋を「円山川橋梁」と呼びます。
円山川橋梁は1929年に建設され、築80年経過したことに加え、台風23号の被害などから円山川激甚災害対策特別緊急事業として、豊岡市が事業主体となって2007年の10月から架け替え工事が進められて参りました。その工法がとてもユニークで、従来の橋梁の横に新しい橋梁を作り、それを「横取工法」といって横滑り（スライド）させてすげ替えるのであります。
今、鉄道工事の「大工事」と言えば、このあたりでは「余部鉄橋の架け替え」を概ね指しますが、実はこの橋梁の架け替えも、全国的にあまり例のない大工事なのでありました。
その工事が4月5日から7日にかけて行われたのですが、その様子を30秒に短縮した動画をこちらで見ることが出来ます。
とても感動いたします。
●円山川橋梁架け替え動画
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