“傘が折れるほどの強風”と表現すればいいのでしょうか、そういった風は台風で無い限り、年にそう何度も経験するものでは無かったように思うのですが…、ここ最近はこの1年間だけでもかなりな数の大風が日本列島を(もちろん城崎温泉も)通過しています。「異常気象?」に対する一抹の不安を禁じ得ません。
さて、今日はそんな大風の中でも私の経験上、最大級のものが吹き荒れました。時間にして11時過ぎから14時頃にかけてのことですが、いろんな物が吹き飛ばされ、長年当館の玄関先に鎮座していた大壺も割れてしまいました。ただ、被害はそれだけでは無く、なんと当館前の駐車場の山の杉の木が信じられないことに倒れてしまいました。
杉の木は根が浅いので大雪などで根こそぎ倒れることは稀にあるものの、今回は太い幹が真っ二つ。人にも車にも被害はなかったものの、もしや車が下敷きになったとしたら、大破は免れないほどの大木でありました。本当にビックリいたしました。
その後数時間が過ぎると風も雨も止み、何事もなかったような静けさがまち全体に戻りましたが、駐車場に横たわる大木だけは異様な雰囲気を漂わせ、道行く人の注目の的となっていました。
さっそくに植木屋さんが来て、ユニック車とチェーンソーで手際よく片付け、夕方には元の駐車場のいつもの様子に戻ったのでありました。
明日からはしばらくいいお天気が続くようです。土曜日も晴れの予報。外湯日和であります。
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