今年は異例の暖冬であったにも関わらず、春を迎えようかというこの期におよんで寒の戻りが強烈です。4日前の雪が「今年最後…」などと申してしまいましたが、さにあらず。昨夜もけっこうな降雪がありました。お客様もビックリされていましたが、一番ビックリしたのは私共の方なのかもしれません。
ただし、そこは「春の雪」のこと。朝になれば雪もほとんど溶けて、庭の片隅に少しだけ残っている程度です（写真）。
それにしても、けっしてお客様のことを揶揄（やゆ）するわけではありませんが…
暖冬の今年は「庭の雪景色が見たかった…」と、雪の無い庭を恨めしそうにご覧になるお客様がたいへんに多かったのですが（本当に申し訳ない限りです）、昨日などいざ雪が降ると、景色よりも、「寒い」「怖い」とおっしゃるお客様の方が多かったような…。
まぁ、これはこれで不思議なことであります。
なお、但馬一円のスキー場は暖冬の影響をもろに喰らって、人工降雪機を使ってこれまでなんとか細々と営業を続けて参りましたが、昨日3月11日のハチ・ハチ北スキー場の終了をもって、全スキー場が早々と終了する結果となってしまいました。
が、しかし、今回の寒の戻りはスキー場にも大雪をもたらし、一気に50cmの積雪のあったハチ・ハチ北スキー場は、“終了宣言”を撤回して、また営業を再開したのでありました。しかも「今シーズン1番の積雪でかなりＧｏｏｄなゲレンデ状態です」というコメント付き。摩訶不思議な出来事は尽きないのであります。
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