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ヴァーチャルときわ別館

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カメラマンさんは撮られるのもお好き

2006.11.13|ときわ別館の様子・出来事

今日は某雑誌の取材がありました。
数ある旅館の中から当館を選んでいただいているわけで、幸栄の極みであり、何度いただいても嬉しい出来事であります。
ただ、今日は平日といえどもお陰様で満室であった為に、スケジュール調整が難しく、こちらの都合優先で午前10時からというちょっと異例の時間帯に撮影のご無理を申し上げた次第です。
ライターさんは、以前に別の雑誌取材でお会いしたことがある方で、当館の概要もよくご存じで撮影も順調に進行していきました。


意外であったのは、カメラマンさんの方。
「ブログに載せたいので、撮影風景を撮ってもいいですか?」と尋ねたところ「顔も撮って」とカメラ目線で写っていただきました。
普段撮っている方の立場の人ですが、撮られるのはもっとお好きなようです。ちなみにこういう方で、著名な写真家さんでした。

ところで今日の取材でも質問を受けましたし、最近お客様からも多い問い合わせに「昼食はやっていないのか?」というものがあります。
確かにこの時期は儲け時で、なお且つお客様からの昼食の要望も多いのではありますが、当館としては本来の基本である1泊2食の質を維持しさらには高めていくには、昼食に対応することは現状の態勢ではかなりな負担となり、従業員のパフォーマンス低下が危惧されるばかりか、一日二回転していては館内の落ち着きが保てないとの判断の下、「昼食はしない」という結論に至っています。考えようによっては随分とネガティブな考え方なのかもしれませんが、当館としては一時的な儲けよりも平均的な旅館の評価を最優先にしたつもりであります。
このような(もちろん向上心は持っていますが)身の丈以上の背伸びをしない姿勢が実は当館らしくもあり、リピートしていただくお客様にとっては支持していただいている理由のひとつなのではないかと思っているのであります。