いよいよ明日でGWも終わり。今年は天候にたいへんに恵まれ、城崎温泉や周辺観光地はどこも大勢のお客様で賑わいました。
ただ、お客様が歩いた後は悲しいかな大量のゴミの山・山・山…。
「観光立国日本(by 小泉純一郎)」も、欧米諸国と比べるとモラルはまだまだ後進国。私も言えた口ではありませんが、受け入れ側も含めたみんなが、共通に重要視しなれけばならない大きな問題であります。
大谿川にプカプカと浮かぶ空き缶。平気でポイ捨てされるタバコ。そして最近は城崎温泉にも歩きながら食べられる物を販売する店が増え、そこから排出されるゴミ予備軍の数々…。
誰が見ても不愉快な光景であるのに、みんな地球の温暖化や環境問題には関心のあるふりをしているのに、なぜだかこんな基本的なことが守られない悲しさったら…。
さて、私この度、城崎町商工会が主催する「大谿川ボランティアスタッフ」に登録をさせていただきました。
「大谿川ボランティアスタッフ」とは、商工会から6.3メートルの長さまで伸びる優れものの網を支給され、日夜せっせと大谿川に浮かぶ空き缶などを拾い、川やその周辺の環境美化に努めるボランティアのことですが、じゃあスタッフに登録するまではゴミ拾いをしていなかったのかと言えばそうじゃない。登録したからといって今まで以上にゴミ拾いをするのかと言えばそうでもない。ゴミ拾いはこれまでもやっていたし、これからも変わらずする、のであります。
これまでは“スタッフ”などとことさらに名簿に載ることに気恥ずかしさもありましたし、また当たり前のことだからあえて登録しなくてもゴミを拾っていればいいと思っていました。けれどもお客様にも原因はあれども、地元民も大いに原因を作っているのならば、やはり地元の人に対しても声に出すべきだと思ったわけなのです。したがってボランティアスタッフとして名乗りを上げ、そしてこのブログでも訴えたいわけ。とにかくこの素晴らしく美しい城崎温泉を我々の子供や孫の世代にも引き渡してやらねばならないと思うのであります。
《追伸》
当館の前にはタバコの自販機があります。そこでタバコを買って、買ったその場で包装のフィルムをはがして、それを路上にポイするご近所の○○さんと◇◇さん。見知らぬ人には「おい、コラ!!」と注意できても、かえってこういったご近所の先輩にはなかなか注意しにくいもの。そう、私はまだまだ気が弱いのであります。