昨日は休館にさせていただき、先祖の百回忌法要を執り行わせていただきました。
城崎温泉は大正14年に大地震があり(北但大震災)、地震による建物の倒壊とその後の火災により城崎の街は全滅いたしました。今の町並みや町の機能はその後の復興によるものなのですが、実は私の先祖も4名が震災で亡くなっています。
来年が震災後ちょうど100年にあたることから、来年度 城崎温泉では多くの記念事業が計画されています。
ということで震災の節目は来年なのだと思っていたところ、前年の今年が百回忌にあたるのだと菩提寺から教えていただき、急遽家族に連絡して慌ただしく百回忌の準備を進めた次第です。
準備を進めて行く上で、今は途絶えた親戚筋2名も犠牲になっていたことが分かり、結果6名の法要を執り行わせていただきました。
急な、しかも平日開催の呼び掛けでしたが、久々に家族が集まれたこともたいへんに良い機会となりました。
100年前がどうであったのか実際のところは推測でしかありませんが、その後に残された先祖が如何にして苦労を克服して行ったのかのファミリーヒストリーをあらためて聞くことができ、とても意義深い一日でありました。次の100年に繋げられるよう我々はまだまだ頑張らねばならなければなりません。