昨日から庭師さんが中庭に入って、雪吊り・雪囲い作業を始めています。
本来は雪害から樹木を守る目的があっての物ですが、藁縄(わらなわ)と竹で構成された昔から変わらないその技法は、とても美しく独特の機能美を醸し出しています。
作業風景もめったに見ていただけるモノではなく、私共としては風物詩として、また古典的なエンターテインメントとして、是非お客様に見ていただいて喜んでいただきたいと思っています。
しかしながら、時代の流れか、最近では作業は裏方仕事でお客様が居ない時間帯を見計らってするモノと思われる方もありまして、作業中は目障りだから…と障子やカーテンを閉められる方もあって、見せ方の難しさを感じているのも正直なところでございます。
今年は暖冬のようですが、雪が積もれば、映える一枚を撮っていただけるものと思います。