この度、極端に点数が低いクチコミ評価をいただいてしまいました。その為に総合評価点がムッチャ下がってしまいました。
真摯に受けとめ、検証し、反省するべきところは反省し、正すべきところは正していかなければならないと思っています。
ただ、気になるところもあります。名を語られず、「匿名」なところです。
ユーザー側の最近のクチコミ利用の傾向としては、評価をそのまま鵜呑みにせず、投稿者の置かれた環境等にまで踏み込んで精査して自分の価値観に置き換えて判断される人が多く存在するようになりました。それが匿名での公表ならば「単なる悪口」との区別がつきません。あえて公衆の面前に晒すという心理、私共の心中は正直複雑なところです。
「旅上手は褒め上手」という言葉があります。
毎日ように外国人のお客様を受け入れていますが、外国人の多くは実に褒め方が上手いと思います。こちらを乗せるのが上手く、その気にさせて、接客しているのが楽しくなります。結果的にお客様は、よりHAPPYになって、日本を満喫されるのです。
「城崎温泉はインバウンド客が40倍」などとよくマスコミで報道をされますが、外国人客を接遇することによって得られるスタッフのやり甲斐の獲得の理由もあって積極的に受け入れているという裏事情もあるのです。
今、当館でも働き方改革に積極的に取り組もうとしています。従業員定着の要因としては「職場の人間関係」の比重が大きいようですが、「生き甲斐や仕事のやり甲斐」もかなり重要視されます。仕事のやり甲斐とは、すなわち「お客様に褒められる」こと、これが第一なんです。「無理にでも褒めろ」とは申しませんが、『旅上手は褒め上手』…結局のところはこの言葉に集約されるのだと思います。